《地方公務員情報》 中国・四国地方


 鳥取県は本州南部に位置し、日本海に面しています。東部には、日本最大の砂丘、鳥取砂丘が広がります。その近くにある砂の美術館には、精巧な砂の彫刻が展示されています。県庁所在地の鳥取市には、仁風閣というフランス ルネサンス様式の邸宅や、桜の名所にも選ばれている久松公園があります。久松山の山腹にある鳥取城跡からは、鳥取市内を一望できます。



 島根県は本州西部の日本海沿岸部にある、山がちで人口の少ない県です。県庁所在地の松江市は、宍道湖のほとりに位置しています。17 世紀築城の松江城からは丘の上からの景色を望むことができます。城の堀沿いにある塩見縄手には、江戸時代の家が並んでいます。近くの出雲市にある出雲大社は、日本最古級の神社で、その本殿の建築様式は珍しい大社造になっています。



 岡山県は本州の南部にある県で、その大部分を占める田園地帯、江戸時代の城、複数の名高い美術館で知られています。また、瀬戸大橋を経由して四国に渡る際の玄関口でもあります。県庁所在地の岡山市には、1700 年に完成した風格のある後楽園や、その黒塗りの外観から「烏城」としても知られる 16 世紀築城の岡山城があります。



 広島県は本州にある県で、南は瀬戸内海に面し、北西部には中国山地が広がっています。県庁所在地の広島市は近代的な都市で、平和記念公園や、第二次世界大戦のさなか 1945 年に投下された原子爆弾の惨禍を今に伝える原爆ドームで知られています。



 山口県は本州南西部に位置し、中国地方に属します。県庁所在地は同名の山口市で、その歴史は 14 世紀に遡ります。当時の大名が京都を模した街づくりを行ったことから、「西の京」と呼ばれています。瑠璃光寺五重塔は香山公園にあり、その近くには江戸時代にこの地を治めた毛利氏の墓所があります。



 徳島県は四国の東端にあり、本州との間には橋が架かっています。四国全土に点在する 88 か所の霊場(四国八十八ヶ所)を巡る、1,200 km におよぶ遍路道の起点になっています(霊場のうち 4 分の 1 以上の寺院は徳島県内にあります)。剣山国定公園の一部である祖谷渓は、険しい峡谷、川の急流、シラクチカズラで造られた吊り橋で知られています。



 香川県は四国の北東部にあり、南は讃岐山脈、北は瀬戸内海で、周辺には島々が点在しています。ここは八十八か所の霊場を巡る四国遍路の終着点でもあります。県庁所在地の高松市は、戦国時代に建てられた高松城と、栗林公園がある港湾都市です。栗林公園は、江戸時代に造園された公園で、鯉のいる池と茶室があります。



 愛媛県は、四国の北西部一帯と、瀬戸内海に浮かぶ小さな島々からなります。県庁所在地の松山市内には、1600 年代に建立された松山城があります。緑豊かな高台にあるこの城は、ロープウェイかリフトで登ります。道後温泉は日本最古の温泉のひとつで、その中心には 19 世紀に建てられた道後温泉本館があります。



 高知県は四国にある県です。その大半が農村地帯で、山々、河川、太平洋沿岸のビーチで知られています。県庁所在地の高知市には、1600 年代建立の高知城があり、これは江戸時代の城の中でも特に状態のよいもののひとつです。何世紀も続いている日曜市では、食品や日用雑貨を売る何百もの店が軒を並べています。夏に開催されるよさこい祭りの間は、色鮮やかな法被を着た踊り手たちで通りが埋まります。